質の良い睡眠と室温の関係

室温が高いと暑くて寝苦しくなり、低くて寒くても体の芯が冷え過ぎて睡眠の質は下がります。
質の良い睡眠に入るには、ちょうど良いとされる深部体温(体の中の方の体温)が有ります。
起きている時の深部体温は一般的に37度程ですが、眠る時は脳を休ませる為にそれより少し低い深部体温になります。
ちょうど良い深部体温にするのに最適な室温は25度前後、冬場の寒い時期なら20度前後と言われています。
そうすると布団内の温度が大体33度前後となり、それが理想的な深部体温に導かれていきます。

 

余談ですが、眠る前の1時間半くらい前にお風呂に入ると、眠る頃にはちょうど良い深部体温に近づきます。
それは人間の体温調整機能により、お風呂で上がった体温を自然と下げる作用が働きます。
その際、1~1.5時間くらいかけて一旦平熱を通り過ぎて下がる特徴がありますので、眠る頃にはちょうど良い深部体温になります。
また、お風呂はリラックス効果も高いので、リラックス+ちょうど良い深部体温で、かなり質の良い睡眠が期待できます。