質の良い睡眠と音の関係

眠る時は、うるさい状態よりも静かな方が良いという方が多いと思います。
睡眠に良いとされる音の大きさはどれくらいでしょうか。
数字でいうと40デシベル以下。これは夜間の住宅や図書館の静けさくらいになります。かなり静かですね。
ただ、静かすぎると逆に寝付きにくいという方もおられると思います。
昔は人間も自然の中で暮らしてきました。風の音や小川のせせらぎの音、雨音や木の葉の揺れる音など、それらを含む自然の中で眠っていたので、わずかな音はあったほうが良いという考えもあるようです。
その場合、どんな音でも良いわけではなく、高音よりも低音が、規則的な音よりも自然に近い不規則な音が良いと言われています。

いずれにせよ、質の良い睡眠の為には眠りに入る時のリラックス状態が大切になります。ご自身に合った静けさ・音の環境にする事が大事です。
ただ、大きめの音をずっと聞いてる状態になると脳が休まりません。
リラックスできる音楽や自然音音源などを聞く場合は音量に気をつけて、入眠後30分程で切れるようにタイマーを設定する事をおすすめします。